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○ 感情とは経験から快、不快をかぎ分ける親切なカーナビ ○
もしも、私たちが今よりもっともっと単純な生物だったとしたらおいしい食べ物が落ちていたらその時の状況とうれしさを「印象」と呼ばれるかたちで覚え,危ない目にあったときは、同じようにあとで「あんな感じのところは危ない」と覚えて次から危ないを自動的に感じられれば生きていくのに便利なはずですよね。
脳は体験を覚えて次から生かすためにあって、感情は道案内をしてくれる親切なカーナビだと考えると。感情が出てくる理由がすごく簡単にとらえられていいですよ。
あなたのカーナビが「右に曲がってください。」と言い続けていても無視して進み続ける事は出来ますが気分があまり良くないですよね。これをし続けると疲れてきます。
感情のカーナビは普段は「こっちに行けばいいような気がする」とか「こっちに行くのは気が乗らない」とか声をかけてくれるのですが、過去に強烈に感じた記憶があると、命が掛かっているので「うー!おなかがいたい。」「とても出来るどころじゃない」くらいな強い案内もしてくれるのです。もちろん絶対に楽しいと信じている方向にむくと「飛びはねたくなる!」くらいに「それ、進め!」と声をかけてくれます。
○ 感情のカーナビの仕組み ○
ここで、もう一つ、今まで生きてきて思うことがあります。
「イヤなかんじ」とはすこし「体の具合が悪い」状態
「気持ちいい」はちょっと「体の調子がいい」状態
のような気がしませんか?断崖絶壁の近くで足がすくんで動けなくなるのはとても危ない方に行けないように体の具合が悪くなり動けなくなってるのではないかな?と思うんです。危険が近づくと動けなくなるわけです。

「図の説明」
この図は僕がイメージしている体験の記憶を図にしてみたものです。この白いバックは普段の出来事。高さは印象(きもち)の強さを表します。するとすぐにいろいろな原因が混ざって新しく安全か危険か感じる部分が出来ることになりますね。すると原因がハッキリしない感情も出てきます。でも危険をよけるためには便利に出来ているでしょう?とにかく盛りあがったところを避ければ安全です。
○ 社会生活でよく苦しみを感じるわけ ○
例えばある時、リンゴの木が立っていて、食べられそうだと見上げていたら上からリンゴが落ちてきてケガをしたとします。リンゴは食べられる良いものなのに危険な体験が脳に記録されます。すると次回からリンゴに近づくと「不快」さを自動的に感じ、近寄れなくなるでしょう?こんな事で皆心のトラブルを抱えることになってるのではないかな?と思うのですがどうでしょうか?
こうして、どう考えても生活に不都合な方向の感情も出てくることになるわけです。もし出てきてつごうが悪ければ次から出てこないようにカーナビのデータを変える方法があればものすごく便利ですね。そこでこの方法を深く研究し続けたんです。
これはテキストの抜粋です。
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